りんごの美味しい季節がやってまいりました。
だいたい8月の後半から11月くらいまでがリンゴの収穫期で、様々な品種のりんごが味わえます。
今だと、中生種(なかてしゅ)と呼ばれるもので、酸味と甘さのバランスが良いものが多く、
紅玉やジョナゴールド、早生ふじなどがスーパーでよく見られます。
りんごは収穫の時期によって、大まかな種類に分けられます。
極早生種(ごくわせしゅ) ~8/20頃収穫
早生種(わせしゅ) ~9/20頃収穫
中生種(なかてしゅ) ~10/20頃収穫
晩生種(おくてしゅ) 10/20以降収穫
どうでもいいけど読み方難しい(笑)
一般的にりんごといったら”ふじ”が思い浮かぶと思うのですが、ふじは晩生種に分類されます。
ふじは、酸味、甘み、歯ごたえそろって日本人に人気があり、国内生産量トップだそうです。
確かに蜜も多く、果汁もたっぷりで私も大好きです。
ところで、りんごには赤色のものの他に黄色や緑色のものもありますが、黄色は近年生産が増えており
りんご全体の生産量の2割近くを占めるようになったといいます。
品種によって、もちろん味に違いはありますが、酸味が少ないため甘さが際立ちジューシーなのが特徴だそうです。
黄色は酸味が多いようなイメージを勝手に持っていましたが、実は甘くてジューシーだったなんて……
勝手な思い込みは損ですね、今度見つけたらぜひ買ってみようと思います!
そういえば、りんごに対する思い込みと言ったらもう一つありました。
りんごって皮がテカテカしているものがありますよね。
頂きものとか法事のおさがりとか、ちょっといいものに多い気がしてたので、
「もうっ、見栄えよくしようとおもってワックスでも塗ってるん?せっかくりんごは身体にいいのにあかんやん」
とか思ってました。
しかも洗えば洗うほど、手までベタベタになっていくんです。
しかし、実はこのベタベタの正体はワックスではなかったのです。
国産のりんごに関しては、人工的なワックスが使用されることはありません。
このテカテカベタベタは、りんご自体が持つ自然の「ろう物質」であり天然のワックスなのです。
パラフィン・アルコール・飽和脂肪酸で出来ており、食べても安全です。
しかも熟すにつれて、テカテカベタベタ(「油上がり」という現象)になっていくので、
りんごが美味しくなった目安ともいえるのです。
ほんと、勝手に憤っていた自分がお恥ずかしい(笑)
正体を知ってからは、たとえ手がベタベタになろうとも、さらにりんご愛は増すばかりです。
このテカテカベタベタ現象(油上がりです)は品種によってあるものとないものがあります。
ジョナゴールドやつがるは油上がりがあります。確かにいつもピカピカなイメージがあります。
ふじや王林は油上がりはないそうです。
「1日1個のりんごは病気知らず」といわれるように、りんごは健康にもそして美容にもよい果物です。
保存のきく果物ではありますが、旬のこの時期にぜひたくさん味わいたいです。
今年は色々な品種を食べ比べしてみようかなと、ワクワクしています。
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